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地域の皆さんに役立つホームページ作りを目指して 
新柏一丁目/山下浩司
私が住んでいる新柏駅前にある集合住宅の管理組合がふるさと協議会に入会したのが2020年ですので、ふるさと協議会の総務広報部でホームページ運用を担当させていただいて4年になります。

集合住宅の管理組合の理事は一年での交代制で任期が9月から始まることもあり、4月から新年度が始まるふるさと協議会を同じ者が継続して担当できるようにするために、管理組合内に「互助会」という住民の任意組織を新たに立ち上げました。

総務広報部での主な役割は、地区社協部や文化体育部などが実施するイベントの案内や、実施後にイベントの様子を紹介するために担当の方が制作したPDFデータのホームページへの掲載と、広報誌「ふるさと」の校正作業。また、本年度からは役員会や防犯防災部の会議内容を録音して議事録を作成する書記業務も行っています。

ホームページの更新では実施したイベントの報告を掲載する作業が多いのですが、1ヵ月に10~15回程度で1回の平均作業時間は20分前後でしょうか。ホームページを作成するアプリケーションにはホームページビルダーを使い、テンプレートは利用せずに、ワードの表を操作するイメージで簡単にデザインできる「クラシックモード」で作っています。ホームページ作りの担当が交代になっても継続して更新できるように、必要最小限の機能を使い、できるだけシンプルな構造のページ作りを心掛けていますので、ホームページビルダーを使ったことがなくとも、市販の解説書で「クラシックモード」の操作を説明している部分を読んで、基本的な作業パターンを理解していただければ、今後の更新作業については、ワードやエクセルと同様、感覚的に対応できるようになるかと思います。

現在、ホームページへの一日あたりの平均アクセス数は200~250件ですが、一人で複数回アクセスする方が多いためか、実際の訪問者数は80~90名となっています。

今後の課題として、「新柏」に住んでいるという意識はあっても「増尾地域」という名称に馴染みのない新柏駅前のマンション住民の皆さんにも、ホームページを通じてふるさと協議会の存在意義を感じてもらえるように、イベントの紹介記事以外で地域の皆さんに役立つコンテンツは何なのかを考えたホームページ作りを工夫していきたいと願っています。

ふるさと協議会や町会・自治会、管理組合の活動に携わっている先輩の皆さんにお会いしていると、年齢を感じさせないパワーが伝わってきます。私自身もホームページ運営担当として定期的に頭を使う機会をいただくことによって、認知機能の低下を少しでも遅らせることにつながることを期待しながら作業を行っている次第です。